エラーコード

給湯器のエラーコード113の原因と対処法

#給湯器#エラーコード#113#お湯が出ない#修理費用
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目次
  1. 113が表示されたときに最初に分かっておくこと
  2. 11番台のコードが指す傾向と113の位置づけ
  3. 考えられる原因を可能性の高い順に
  4. 自分でできる安全な応急対応
  5. 自分で触ってはいけない作業
  6. 修理と交換の費用が分かれる境目
  7. 相談先の選び方と、受付型サービスの特徴
  8. 賃貸住宅での連絡先
  9. よくある質問
  10. まとめ

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最終更新: 2026-10-28

30秒まとめ
  • 113は、点火や燃焼の途中で機器が異常を検知したときに出る傾向のあるコードです。ただし番号の意味はメーカーや機種で異なります。
  • 自分でできるのは、運転スイッチを切る、ガス栓と止水栓の状態を見る、換気する、電源プラグを抜いて入れ直す、までです。
  • 分解、ガス配管や電気配線に触れる作業は、資格が必要です。DIYでは行わないでください。
  • 同じ表示が繰り返すなら、部品の寿命が近い可能性があります。設置から10年前後なら、修理と交換の両方の見積もりを取ると判断しやすくなります。
  • 費用の目安は、部品交換の修理で1万円〜5万円程度、本体交換で10万円〜25万円程度です。機種や工事条件で上下します。

朝、シャワーを浴びようとしたら台所のリモコンに「113」と出て、お湯が出ない。この状況で多い疑問は、壊れたのか、すぐ直せるのか、いくらかかるのか、の3つです。このページでは、この3つに順に答えます。

113が表示されたときに最初に分かっておくこと

エラーコードは、機器が自分の異常を数字で知らせる仕組みです。お湯を作る機器は、水が流れたことを検知し、ガスを送り、火花で点火し、炎が安定しているかをセンサーで見ています。この流れのどこかで想定外が起きると、安全のために運転を止め、コードを表示します。

ここで押さえたいのは、113という数字の意味が全メーカーで共通ではない点です。同じ3桁でも、あるメーカーでは点火不良、別のメーカーでは別の系統を指すことがあります。この記事で書く内容は、あくまで一般的な傾向です。お使いの機種の正確な意味は、取扱説明書、または本体の型番を入力できるメーカー公式サイトで確認してください。型番は本体側面や下部のシールに記載されています。

また、コードが出ても必ず故障とは限りません。冬場の吹き込みで一時的に炎が乱れた、ガスの元栓が閉まっていた、といった理由で一度だけ出て、運転を入れ直すと正常に戻る例もあります。反対に、入れ直しても短時間で再表示される場合は、部品の劣化が進んでいる見込みが高くなります。

11番台のコードが指す傾向と113の位置づけ

リンナイ、ノーリツ、パロマなどの家庭用機器では、10番台前半のコードに「点火」「炎の検知」「ガス供給」に関わる異常を割り当てている例が目立ちます。たとえば、点火しない、点火しても炎が検知できず途中で消える、といった内容です。113もこの並びに近い位置にあるため、燃焼の開始から維持までの工程を疑うのが、一般的な見立てになります。

ただし、2026年10月時点で各社が公開している資料を見ても、113を全社共通で定義した表はありません。そのため、検索結果に出てくる「113は○○」という一言の説明は、別メーカーの話である可能性があります。自分の機種の表を引くまでは、傾向の理解にとどめてください。

メーカー名と型番を先に控える

業者に電話やフォームで相談するとき、最も判断材料になるのは「メーカー名」「型番」「表示されたコード」「設置年」の4点です。リモコン画面と本体シールをスマートフォンで撮影しておくと、見積もりの精度が上がり、やり取りも短く済みます。

考えられる原因を可能性の高い順に

ガス供給側の問題

最初に疑うのは、機器の外側です。ガスの元栓が閉まっている、ガスメーターが安全装置で遮断している、プロパンガスの場合はボンベの残量がなくなっている、といった状況です。ほかのガスコンロやファンヒーターが使えるかを見れば、供給側の問題かどうかの目安になります。コンロも使えないなら、機器ではなく供給側の遮断が疑われます。

ガスメーターの復帰操作は、メーターの表示に従えば利用者が行える設計になっています。手順は、メーターの案内表示か、ガス会社の案内ページで確認できます。

点火や炎検知の部品の劣化

機器側で多いのは、点火プラグ(火花を飛ばす部品)や、炎を検知するフレームロッドの汚れ・摩耗です。長く使うと先端に汚れや酸化膜がつき、炎があっても検知できなくなります。この場合、点火の直後に運転が止まり、数回リトライしてからコードが出る流れになりがちです。

この部品の交換は、ガスの通る経路に近い作業です。見た目が簡単そうでも、カバーを開けてガス機器内部に触れる作業を、資格のない方が行うのは避けてください。

給排気の不良

燃焼には空気が必要で、排ガスは外へ出す必要があります。吸気口や排気口の周りに雪、落ち葉、荷物、鳥の巣などがふさぐものがあると、燃焼が不安定になり、安全装置が働くことがあります。屋外設置の機器は、周囲に物を置いていないかを目視で確認できます。壁面に取り付けた機器の排気口に、洗濯物やビニールをかぶせているケースもあります。

制御基板やセンサーの不具合

ガスも給排気も問題なく、部品も新しいのに表示が出るときは、制御基板(電子回路)やセンサーの異常を疑います。基板は落雷、水の浸入、経年劣化で不調になります。この場合、電源の入れ直しでは直らず、部品交換が必要です。

正直なところ、原因の切り分けは外から見て確定できません。業者が実際に機器を開け、点検して初めて絞り込めます。上の4分類は、見積もりを聞くときに話の筋道を追うための地図として使ってください。

自分でできる安全な応急対応

ここで挙げるのは、ガスや電気の設備に手を加えない対応だけです。

応急対応の手順
  1. リモコンの運転スイッチを切り、浴室や台所の蛇口を閉めます。表示されているコードと、画面の状態をスマートフォンで撮影します。
  2. 窓や換気扇で室内の空気を入れ替えます。ガスのにおいがする場合は、火や電気スイッチに触れず、窓を開けてガス会社の緊急窓口へ連絡してください。
  3. ガスの元栓が開いているか、ほかのガス機器が使えるかを確認します。メーターが遮断表示になっていたら、表示の案内に従って復帰操作を行います。
  4. 屋外設置の機器の場合、吸気口と排気口の周りに物がふさいでいないかを目視で確認します。置かれている物があれば、機器に触れず周囲から取り除きます。
  5. 電源プラグを抜き、1分ほど置いてから差し込み直します。その後、運転スイッチを入れて蛇口からお湯を出し、表示が消えるかを見ます。

プラグを抜く方法は、機器に電源コンセントがある場合の手段です。電源が壁内で直結されている機種では、ブレーカー操作は避け、取扱説明書の案内に従ってください。

入れ直しで表示が消えても、それで解決とは限りません。再発した日時を控えておくと、後の相談で役立ちます。2回、3回と同じコードが出るなら、様子見を続けず、点検の依頼を検討してください。

自分で触ってはいけない作業

次の作業は、DIYでは行わないでください。

  • 本体カバーを外しての内部清掃、点火プラグやセンサーの交換
  • ガス配管、ガスホース、接続部の取り外しや締め直し
  • 電気配線、基板、ヒューズの交換や端子の付け替え
  • 取扱説明書にない、基板のスイッチ設定の変更

ガス接続に関する工事には、法令上、資格を持つ事業者が行う必要があるものがあります。電気工事も、内容によっては電気工事士の資格が必要です。無資格での作業は、ガス漏れ、不完全燃焼による一酸化炭素中毒、火災、感電のおそれがあります。さらに、メーカー保証や延長保証の対象外になる場合もあります。

インターネット上には、分解手順を紹介する投稿もありますが、あなたの機種で安全に通用する保証はありません。異常があれば、運転を止め、資格を持つ事業者に任せるのが原則です。

修理と交換の費用が分かれる境目

修理にするか、交換にするかの分かれ目は、設置からの年数と、症状の広がりです。

家庭用機器の設計上の標準使用期間は、一般に10年とされることが多く、メーカーも部品の保有期間をこの前後で区切っています。2026年10月時点でも、この考え方は各社の案内で共通しています。部品の保有期間を過ぎると、そもそも修理用の部品が入手できない場合があります。

費用の目安は次のとおりです。いずれも出張費や作業費を含む幅で、機種、設置状況、地域、時期によって変わります。

対応費用の目安向くケース
点火・検知部品の交換1万円〜3万円程度設置から日が浅く、症状が限定的
基板などの電子部品交換2万円〜5万円程度保証期間内、または10年未満
本体の交換(号数・機能で差)10万円〜25万円程度設置から10年前後、他の故障も出ている

※上記は一般的な目安であり、実際の金額は見積もりで確認してください。

判断のしかたは単純です。修理見積もりが交換費用の半額近くになるなら、交換の見積もりと並べます。ほかに水漏れ、異音、お湯の温度の不安定といった症状もあるなら、部品を1つ直しても別の箇所が続けて壊れる可能性があります。

反対に、設置から5年未満で、メーカー保証や販売店の延長保証が残っているなら、まず保証書の窓口へ連絡するのが先です。保証内容は契約ごとに違います。保証書や契約書で、対象部品、期間、出張費の扱いを確認してください。

相談先の選び方と、受付型サービスの特徴

修理を頼む先には、メーカーの修理窓口、購入した販売店、ガス会社、ネットで受け付ける水まわり・設備の業者があります。当サイトで紹介しているのは、全国どこからでもネットで相談や見積もりを依頼できる受付型のサービスです。公式サイトの記載では、お湯が出ない.com、きゅっと、街角水道工事相談所などが、水まわりやお湯のトラブルの相談先として案内されています。実際の対応エリア、受付時間、出張費、見積もり後のキャンセル条件はサービスごとに異なるため、依頼前に各公式サイトで確認してください。

受付型サービスを使う良い点
  • 自宅にいながら、フォームや電話で症状を伝えられる
  • 複数のサービスに相談して、見積もり内容を比べられる
  • 型番と症状の写真を送っておけば、訪問前に作業内容の見通しを聞ける
注意点
  • 地域によっては、対応可能な事業者が限られ、当日の訪問が難しい場合がある
  • 提示される金額は、現地での点検後に変わることがある
  • ガス機器の工事は、実際に作業するのが受付先ではなく提携や地域の事業者になる場合があり、資格の有無や保証の窓口を事前に確認する必要がある

見積もりを比べるときは、総額だけで決めず、次の点を同じ条件でそろえて確認してください。

  • 出張費、診断料、キャンセル料の有無
  • 作業後の保証期間と、保証の対象範囲
  • ガス接続や電気工事を行う担当者が、必要な資格を持っているか
  • 交換の場合、既存機器の処分費や、配管の部材費が含まれているか

業者が訪問したときに、その場で急かして契約を迫るようなことがあれば、いったん持ち帰って検討してください。見積書の書面を受け取ることも、後の比較に役立ちます。

賃貸住宅での連絡先

賃貸の場合、機器は大家さんや管理会社の設備であることが多く、自分で業者を手配すると費用負担でもめることがあります。まずは管理会社や大家さんに、コードの内容と撮影した画面を伝えてください。多くの賃貸では、24時間対応の連絡窓口が契約書に記載されています。

経年劣化による故障の修理は貸主負担となるのが一般的ですが、契約内容によって異なります。入居時の契約書か、管理会社に確認してください。

よくある質問

113が出ても、お湯は使えますか

表示が出た時点で、機器は安全のため運転を止めていることが多く、お湯は出ません。電源の入れ直しで一時的に復帰することもありますが、再発するようなら使用を控え、点検を依頼してください。

一度だけ表示されて消えた場合は放置してよいですか

すぐに危険とは限りませんが、日時と状況を控えておいてください。冬の強風や、ガスの供給の一時的な低下が原因の可能性もあります。短期間に繰り返す場合は、点検の対象です。

ガスのにおいがするときはどうすればよいですか

火や電気のスイッチに触れず、窓を開けて換気し、ガスの元栓を閉めたうえで、ガス会社の緊急連絡先に連絡してください。機器の再起動は行わないでください。

点火プラグの掃除くらいなら自分でしてもよいですか

おすすめしません。内部にはガスの通る部分と高電圧の部品があり、カバーを開ける作業そのものが危険です。取扱説明書に利用者向けの清掃として載っている範囲(フィルターや外装の拭き取りなど)にとどめてください。

交換するなら、同じ号数でないといけませんか

号数は、同時に使うお湯の量の目安です。家族の人数や、お風呂とシャワーの同時使用の有無で、適切な号数は変わります。現在の号数を基準に、見積もり時に使い方を伝えて相談するとよいでしょう。設置場所や配管の条件によって、選べる機種は制限されます。

保証期間内かどうかはどこで分かりますか

本体に付属の保証書、または購入時の書類で確認できます。保証書が見つからない場合は、型番と設置時期を伝えて、販売店かメーカーの窓口に問い合わせてください。

電気代やガス代は、新しい機種に替えると下がりますか

省エネ性能の高い機種は、同じ使い方でも消費するガスが減る傾向があります。ただし削減額は、世帯の使い方、料金プラン、地域で変わるため、必ず下がるとは言えません。見積もり時にカタログの効率の数値を確認してください。

まとめ

113は、点火や燃焼まわりの異常を知らせる傾向のあるコードですが、意味はメーカーや機種で異なります。取扱説明書か公式サイトで、型番に対応する意味を引くところから始めてください。

自分で行うのは、運転スイッチを切る、換気する、ガス栓や排気口の周囲を目で確認する、電源を入れ直す、までです。ガスや電気に関わる分解・修理は、資格のある事業者に任せてください。

再発するなら、型番、設置年、コードの表示日時をそろえて、見積もりを依頼します。設置から10年前後であれば、修理と交換の両方の金額を並べたうえで決めると、後悔が少なくなります。保証が残っていないかの確認も、依頼前に済ませておきましょう。

出典と注意

本記事のエラーコードの解説は一般的な傾向であり、特定の機種の仕様を示すものではありません。費用は目安で、実際の金額は現地点検後の見積もりによります。サービス内容や料金は変更されることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

住まいレスキュー比較 編集部
住まいトラブル・光熱費比較メディア

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