エラーコード

日立エコキュートのエラーコード一覧 原因と対処法

#エコキュート#エラーコード#給湯器#日立#修理費用
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目次
  1. エラー表示が出たときに最初に確認すること
  2. 給水・水量系のエラーコード(E01・E02・E06)
  3. 温度センサー系のエラーコード(E05・E11〜E16・E19・E23・E24・E27)
  4. ヒートポンプ・冷媒系のエラーコード(E04・E07・E29・E37)
  5. 安全装置・漏電系のエラーコード(E03・E10・E33)
  6. U系列エラーコード(通信・電源系)
  7. リセット操作の手順と限界
  8. 修理費用の目安と本体交換の判断基準
  9. よくある質問
  10. まとめ:コードの種類で対応の優先度を変える

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。 最終更新: 2026-08-07

30秒まとめ
  • 日立エコキュートのエラーコードは「E(数字)」と「U(数字)」の2系列が基本
  • E01・E02は給水系、E05〜E27は温度センサー系、E04・E07・E29は冷媒・ヒートポンプ系のトラブルを示す
  • E33(漏電検知)が出たら即座に運転を停止し、ブレーカーを落として業者に連絡する
  • リセット操作は「停止→3〜5分待機→再起動」が基本手順で、同じコードが再表示されたら業者依頼のサイン
  • センサー交換1.5万〜5万円程度・コンプレッサー交換15万〜30万円程度が修理費用の大まかな目安

シャワーを浴びようとしたらリモコンに「E10」が点滅して操作を受け付けなくなった、あるいは朝起きたら見慣れないコードが表示されていた——そういった状況で最初に知りたいのは、そのコードが何を意味するのかと、自分で対処できることがあるかどうかの2点に絞られます。

日立のエコキュートに表示されるエラーコードは、機種・製造年によって意味が微妙に異なる場合があります。本記事では一般的な傾向としてコードを整理していますが、お使いの機種の正確な定義は取扱説明書または日立グローバルライフソリューションズの公式サポートサイトで確認してください。

エラー表示が出たときに最初に確認すること

コードが出た直後に機器を操作し始めるよりも、状況を整理してから判断した方が安全です。以下の3点を確認することで、緊急度と対処の方向性が見えてきます。

本体側の表示も同時に確認する リモコン側だけにコードが出ている場合は、リモコンと貯湯タンク本体の通信不良(U系コード)の可能性があります。タンク本体の表示窓やランプの状態もあわせて確認し、どちら側で異常が起きているかを把握してください。

直前に何があったかを振り返る 断水からの復旧直後・台風や大雨の翌日・停電後の起動時に出たコードは、一時的な入力異常であることが多く、リセット操作だけで解消するケースがあります。こうした背景情報を業者に伝えると、診断がスムーズになります。

お湯が完全に使えない状態かどうか 「エラーコードは出ているが、とりあえずお湯は出る」場合と「一切出ない」場合では対応の緊急度が異なります。また、安全装置が起動するコード(E03・E10・E33)は使用可否にかかわらず早急な対応が必要です。

問い合わせ前に確認しておくと便利な情報

日立グローバルライフソリューションズの修理受付窓口に連絡する際は、型番・設置年・出ているエラーコードをメモしておくと対応が速くなります。型番は貯湯タンク側面のラベルに記載されています。

給水・水量系のエラーコード(E01・E02・E06)

この系統は、タンクへの給水配管や水位センサーのトラブルを示します。エラーの種類の中では比較的対処しやすいケースが多く、リセットで回復する場合があります。ただし繰り返し表示される場合は部品劣化の可能性があります。

E01(給水異常) 規定時間内に給水が完了しない状態です。止水栓が絞られている、断水が起きている、あるいは冬季に配管が凍結しているといった原因が考えられます。止水栓が完全に全開になっているかをまず確認してください。地域の水道局ウェブサイトや電話で断水情報の確認も行います。冬季に凍結が疑われる場合は自然解凍を待つのが基本で、ドライヤーや熱湯で配管を直接加熱するのは配管材料を傷める原因になるため避けてください。

E02(水位センサー異常) タンク内の水位を計測するセンサーの断線または短絡を示します。断水から給水が再開したタイミングで一時的に出ることもありますが、リセットを数回試みても同じコードが再表示される場合はセンサー部品の劣化が疑われます。

E06(水側流量異常) 循環回路を流れる水量が規定値を下回った場合に出ます。配管のストレーナー(フィルター)に水垢やゴミが詰まっているケースが多く、取扱説明書に記載の手順に従ってストレーナーを清掃すると解消する場合があります。清掃後にリセットして改善しない場合は配管系統の点検が必要です。

給水系エラーへの初期対応
  • 止水栓の開度を確認し、全開になっているかチェックする
  • 地域の水道局ウェブサイトまたは電話で断水情報を確認する
  • リモコンの停止ボタンを押して3〜5分待ち、再起動する
  • リセットを2〜3回試みても同じコードが出る場合は業者に連絡する

温度センサー系のエラーコード(E05・E11〜E16・E19・E23・E24・E27)

給湯温度・沸き上げ温度・外気温などを計測するサーミスタの断線や短絡が原因です。センサー部品そのものはそれほど高額ではないケースが多いですが、配線作業が伴うため交換は専門業者が行う必要があります。

コード一般的な意味
E05ヒートポンプ入口温度センサー異常
E11沸き上げ温度センサー異常
E12給湯温度センサー異常
E14ヒートポンプ出口温度センサー異常
E15ヒートポンプ入口温度センサー断線・短絡(E05と類似)
E16外気温センサー異常
E19缶体上サーミスタ異常
E23蒸発器温度センサー異常
E24吐出温度センサー異常
E27ヒートポンプ缶体サーミスタ異常

センサー系のエラーは、リセット操作で一時的に消えても根本原因が解消されているわけではありません。沸き上げ温度の制御が不正確なまま動作が続くと、貯湯温度が低下して衛生リスク(レジオネラ属菌の繁殖リスク)につながる可能性や、反対に異常加熱が起きる可能性があります。「使えているから問題ない」とは言い切れません。1週間以内を目安に専門業者の診断を受けてください。

E16(外気温センサー異常)の注意点 外気温センサーは冬季の低温時に霜の付着や結露による誤検知が起きる場合があります。気温が上昇すると自然に回復することもありますが、春から夏にかけても同じコードが繰り返し出るようであれば、センサー部品の劣化として対処してください。

センサー類の交換費用は1.5万〜5万円程度が目安です。ただし設置環境や同時交換する部品の数によって変動します。

ヒートポンプ・冷媒系のエラーコード(E04・E07・E29・E37)

ヒートポンプユニット内部の圧力・コンプレッサー・送風ファンに関するエラーです。修理費用が高額になりやすく、設置年数との関係で本体交換の検討にも直結するカテゴリです。

E04(高圧圧力スイッチ作動) 冷媒回路の高圧側が規定値を超えたときに安全装置が働いた状態です。冷媒の漏れや詰まりが原因の場合、フロン類取扱技術者の資格を持つ業者でなければ対応できない作業が伴います。このコードが出たらリセットよりも先に業者への診断依頼を優先してください。

E07(送風機異常) ヒートポンプユニットの送風ファンが規定回転数で動いていない、または停止しているサインです。ユニット周辺に落ち葉・ゴミ・積雪が堆積するとファンへの負荷が増加して誤検知が起きる場合があります。ユニット外周の清掃は行って構いませんが、内部のファン羽根や配線には触れないでください。清掃後にリセットしても改善しない場合はモーター本体の不良を疑います。

E29(圧縮機過負荷) コンプレッサーが過負荷状態になったことを示します。冷媒不足・コンプレッサー巻き線の劣化・電源電圧の変動など複合的な原因が絡むことがあります。コンプレッサー交換が必要な場合の費用は15万〜30万円程度が目安で、設置から10年前後経過している機器は、本体交換との費用を比べてから判断してください。

E37(圧縮機電流異常) E29と同様にコンプレッサーへの電流値が規定外になった状態で、長期使用による巻き線の劣化が主な原因のひとつです。

冷媒系・コンプレッサー系の修理には、電気工事士やフロン類取扱技術者の資格が必要な作業が含まれる場合があります。一般の方がDIYで対処することは法令上も困難ですので、必ず専門業者に依頼してください。

安全装置・漏電系のエラーコード(E03・E10・E33)

安全装置の作動や漏電を示すコードで、5つのグループの中で最も慎重な対応が必要です。

E03(過温防止サーモスタット作動) タンクや配管の温度が規定値を超えて安全装置が働いた状態です。制御基板の異常・ヒーターの不具合などが原因として考えられます。リセットで一時的に復旧してもすぐに再発する場合は、過温の根本原因を業者に診断してもらう必要があります。

E10(逃し弁開弁) タンク内の圧力が上がりすぎて、圧力逃し弁(リリーフバルブ)が自動開放された状態です。逃し弁の排水口から水が継続的に流れ出ている場合は、すぐに運転スイッチを切ってください。弁座に水垢が挟まって完全に閉まらなくなるケースもあり、その場合は弁の清掃または交換が必要です。弁本体の操作や分解は、構造に慣れていない方には推奨しません。E10が繰り返す場合は本体の圧力制御系のトラブルの可能性があるため、業者に診断を依頼してください。

E33(漏電検知) 機器内部で漏電を検知した状態です。このコードが出たら以下の手順で対応し、原因が究明されるまで機器に触れないようにしてください。

E33(漏電検知)が出たときの対応手順
  1. リモコンの「停止」ボタンを押して機器の運転を止める
  2. 分電盤のエコキュート専用ブレーカーを落とす(コンセント式の場合はコンセントを抜く)
  3. 原因が判明するまで再通電しない
  4. 日立のサポートまたは電気工事に対応できる修理業者に連絡する
  5. 業者による診断・修理が完了してから、指示に従って再通電する

漏電を放置したまま、あるいは状況確認なしにリセットして再起動することは感電事故・火災のリスクがあります。電気配線の修理は第二種電気工事士以上の資格が必要な作業です。機器の内部を自分で開けることは絶対に行わないでください。

注意点
  • E33が出た機器は業者の到着まで再通電しない
  • E10が繰り返す場合は逃し弁の劣化または本体の圧力制御異常の可能性がある
  • E03・E10・E33は「リセットすれば大丈夫」と軽視しない

U系列エラーコード(通信・電源系)

「U」から始まるコードは、リモコンと本体ユニット間の通信または電源周りの異常を示すことが多いです。

U1(電源電圧異常) 電源電圧が規定範囲を外れたときに表示されます。停電後の復旧直後や瞬時停電の後に出ることが多く、電源を一度切って入れ直すだけで解消するケースがあります。繰り返す場合は電源ラインの点検が必要です。

U4(リモコン通信異常) リモコンと本体ユニット間の通信が途絶えた状態です。通信ケーブルの断線・接触不良が原因のことが多く、配線の点検・修理が必要です。一時的な接触不良であれば、リモコン本体の電池を抜いて数分後に再装着するだけで回復する場合もあります。配線の修理は電気工事が伴うため、専門業者が担当します。

U9(システムエラー) 制御基板の異常を示す場合があります。リセットで一時的に回復しても再発する場合は基板交換が必要です。制御基板の交換費用は5万〜15万円程度が目安で、機種や設置条件によって幅があります。

リセット操作の手順と限界

エラーコードが出たときの一次対応としてリセットを試みることが多いでしょう。ただしリセットはエラー状態をクリアするだけで、センサーの断線や冷媒漏れなどの物理的な原因を解消するわけではありません。

エラーコードが出たときの共通リセット手順
  1. リモコンの「停止」または「運転」ボタンを押して動作を止める
  2. そのまま3〜5分待機し、機器が完全に停止するのを確認する
  3. 再び「運転」ボタンを押して起動する
  4. 同じエラーコードが再表示されるかを確認する
  5. 再表示された場合はメーカーサポートまたは修理業者に連絡する

2026年8月時点では、日立は製造から概ね13年以上が経過した機種について、部品の供給終了により修理対応が難しくなっているケースがあります。エラーが頻発するようになった場合は、修理見積もりと本体交換の見積もりを並行して依頼し、費用対効果で判断してください。

機種ごとの詳細確認先

リセット方法の詳細手順や対応コードの一覧は機種によって異なります。型番を確認した上で日立のサポートページに掲載されているPDF版の取扱説明書を参照してください。型番は貯湯タンク側面のラベルに記載されています。

修理費用の目安と本体交換の判断基準

修理費用はエラーの種類・使用する部品の調達状況・業者によって変わります。下記は一般的な傾向としての参考値です。

修理内容費用の目安(税込)
センサー類の交換1.5万〜5万円程度
制御基板の交換5万〜15万円程度
冷媒補充(漏れ修理を含む)3万〜10万円程度
コンプレッサー交換15万〜30万円程度
本体交換(エコキュート一式)30万〜80万円程度

※上記はあくまで参考値であり、機種・設置状況・地域によって大きく変動します。「最安保証」を謳う業者であっても後から追加費用が発生するケースがあるため、見積書を書面で確認してから依頼するようにしてください。

修理より本体交換が合理的なケース 設置から10年以上が経過しているうえにコンプレッサーや基板など高額部品の交換が必要な場合、同じ箇所で2回以上の修理が必要になった場合、または部品供給が終了して修理不能と診断された場合が判断の目安になります。修理費用が新機種の導入費用の半額を超えるようであれば、現行機種への交換を検討してください。

複数業者に見積もりを依頼するときの確認項目
  • 出張費・診断費が見積もりに含まれているか(有料の場合は事前に金額を確認する)
  • 日立製エコキュートの作業実績があるか
  • 冷媒回路を扱う場合、フロン類取扱技術者の資格保有者が対応するか
  • 修理後の保証期間と内容が明示されているか

給湯機器の修理・交換に関する相談は、「ガス屋の窓口」や「お湯が出ない.com」のようにオンラインで複数業者への一括見積もりができるサービスを使うと、地域の相場感をつかみやすくなります。

よくある質問

Q. エラーコードが出ていますがお湯は使えています。修理は急ぎますか? センサー系のコードが出たまま動作が続くと、沸き上げ温度の制御が不正確になり、衛生リスクや過加熱のリスクにつながる可能性があります。「使えているから問題ない」とは言い切れません。1週間以内を目安に業者に診断を依頼してください。

Q. リセットを繰り返しても問題ありませんか? センサー系や通信系のコードであれば、リセット自体が機器を傷める可能性は低いです。一方でE10(逃し弁作動)やE33(漏電)のような安全装置系は、根本原因が解決していない状態での繰り返しリセットは危険です。2〜3回試みて改善しない場合は業者に連絡してください。

Q. 取扱説明書をなくしてしまいました。エラーコードはどこで調べますか? 日立の公式サポートページでは一部機種のPDF版取扱説明書を公開しています。型番をお客様相談センターに伝えると、該当機種の説明書を案内してもらえる場合があります。型番は本体側面のラベルから確認できます。

Q. 設置から12年が経過しています。修理と交換どちらが得ですか? 正直なところ、12年前後は修理・交換どちらが合理的かの境界線に当たります。センサー交換程度の費用感であれば修理して数年延命する選択肢もありますが、コンプレッサーや基板など高額部品が必要であれば、修理費と新機種の省エネ性能(月々の電気代の変化)を並べて比較することが判断材料になります。修理業者に診断を依頼する際、交換の見積もりも合わせてもらうと比較しやすくなります。

Q. 冬の前にエラーをそのままにしておくとどんなリスクがありますか? 給水系のコード(E01・E02)が出ている状態でタンクへの給水が十分でないまま低温期を迎えると、配管内の残水が凍結するリスクが高まります。また、センサー系のコードが出たまま気温が下がると霜取り制御が正常に機能しなくなる場合があります。冬本番前の診断・修理が理想的です。

Q. 賃貸住宅でエコキュートにエラーが出た場合はどうすればよいですか? 賃貸の設備は原則として貸主(オーナー・管理会社)が修理費を負担します。入居者が独自に業者を手配すると費用負担のトラブルになりやすいため、まず管理会社または大家に連絡し、修理の手配は貸主側に任せてください。緊急の場合(漏電・大量漏水など)は安全確保を優先した上で管理会社に状況を報告します。

Q. エラーが出ているときに風呂の追いだきをしても大丈夫ですか? エラーの種類によります。給水系や通信系のコードで貯湯量が十分にある場合は追いだきが動くこともありますが、安全装置系(E03・E10・E33)が起動しているときは機器を動かさず、業者の診断後に使用するほうが安全です。

まとめ:コードの種類で対応の優先度を変える

日立エコキュートのエラーコードは、大まかに以下の5グループに整理できます。

給水・水量系(E01・E02・E06) 止水栓の確認・断水情報の確認・ストレーナー清掃・リセットで回復することがあります。繰り返す場合はセンサー劣化を疑って業者に連絡してください。

温度センサー系(E05・E11〜E16・E19・E23・E24・E27) 部品交換が必要なケースが大半で、放置すると沸き上げ不良や衛生リスクにつながります。1週間以内に業者の診断を受けることを目安にしてください。

冷媒・ヒートポンプ系(E04・E07・E29・E37) 修理費用が高額になりやすく、冷媒関連は有資格業者でなければ対応できません。設置年数によっては本体交換との費用比較が必要です。

安全装置・漏電系(E03・E10・E33) 特にE33は即座に電源を切り、業者の到着まで再通電しないでください。E10が繰り返す場合も速やかに業者に連絡してください。

通信・電源系(U1・U4・U9) 電源の入れ直しで回復するケースと制御基板交換が必要なケースに分かれます。繰り返す場合は配線・基板の診断を受けてください。

リセット操作が有効なのは主に一時的な電源異常や通信不良に限られます。安全装置・漏電系のコードはリセットよりも先に電源を遮断し、速やかに専門業者へ連絡してください。

修理費用は内容によって1.5万円から30万円超まで幅があります。複数業者に見積もりを依頼し、修理か本体交換かを費用・保証・機器の設置年数の3点で比べてから判断してください。

住まいレスキュー比較 編集部
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