エラーコード

エコキュートのエラーコードまとめ:メーカー別の確認方法と修理・交換の判断基準

#エコキュート#給湯器エラー#エラーコード#給湯トラブル#ヒートポンプ
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目次
  1. エラーが表示されたときに最初に行う確認
  2. 主要メーカー別エラーコードの調べ方
  3. エラーコードの主な分類と症状のサイン
  4. 自分でできる応急処置とやってはいけないこと
  5. エラーの緊急度を判断する基準
  6. 修理費用の目安と修理か交換かの分かれ目
  7. よくある質問
  8. まとめ

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。 最終更新: 2026-08-07

30秒まとめ
  • エコキュートのエラーコードはメーカー・機種によって意味がまったく異なる。表示されたコードは取扱説明書かメーカー公式サイトで確認するのが唯一確実な方法。
  • 電源を切って再起動すると消える「一時的なエラー」と、繰り返し表示される「継続的な不具合」では対処がまったく異なる。
  • 自分でできる応急処置は電源オフ・止水栓を閉める程度に限られる。ヒートポンプ内部の電気系統や配管への接触は有資格者以外には認められていない。
  • 部品交換を伴う修理費用の目安は2万円〜8万円程度、本体交換になると40万円〜80万円程度が参考幅(いずれも目安)。
  • お湯が使えない状態が続く場合は、受付型の相談サービスで地域の対応業者に案内してもらうのが最速の手段。

給湯ヒートポンプ機器のリモコンに「E06」「H71」などの英数字が突然表示されたとき、多くの方がまず直面するのは「このコードは何を意味しているのか、どこで調べればいいのか」という問いです。2026年8月時点では、国内の主要メーカーは5社以上あり、エラーコードの体系はメーカーごとに完全に異なります。「H90」というコードが一方のメーカーでは圧力系の異常を示し、別のメーカーでは異なる内容を示す、という違いが実際に存在します。

型番を確認してメーカーのサポートサイトでコードを調べることが、最初にやるべきことです。各メーカーの確認方法から、緊急度の判断基準・修理と交換の費用目安まで、以下で順に整理します。

エラーが表示されたときに最初に行う確認

コードの意味を調べる前に、状況を記録しておくことで、後の業者への説明が格段にスムーズになります。

エラー発生直後に確認すること
  1. リモコン画面に表示されているコード(英字+数字の組み合わせ)をそのまま書き留める
  2. コードが出た時刻と直前の出来事(停電・断水・雷雨・急な気温低下など)をメモする
  3. お湯が出ない・異音がする・水が滲み出ているなど、目に見える症状を合わせて記録する
  4. 屋外ユニット(貯湯タンク・ヒートポンプユニット)の外観に異常(水漏れ・霜の過剰付着・通気口の塞がり)がないか目視で確認する

記録が取れたら、次に電源の再起動を試みます。リモコンの「切」ボタンで停止し、1〜2分待って再起動するだけで消えるコードは、停電後の復電直後や外気温が急変した直後に発生する「過渡的な検知」である場合があります。

ただし、再起動後も同じコードが表示される・お湯が依然として使えない・水漏れや異臭があるという状況は、応急処置の範囲を超えています。焦げ臭や煙が確認された場合は機器に触れず、ブレーカーを切った上で業者または消防に連絡してください。

主要メーカー別エラーコードの調べ方

エコキュートのエラーコードは、各メーカーの取扱説明書とサポートサイトが一次情報です。インターネット上の非公式まとめには旧型番・他メーカーの情報が混在していることがあるため、必ずお使いの機器の型番で確認することが必要です。

パナソニック

型番が「HE-」から始まる機種が多く、エラーコードは「H」または「F」から始まる英数字で構成されることが一般的です。パナソニックの公式サポートサイトには「給湯機(エコキュート)」専用のサポートページがあり、型番を入力するとPDF版の取扱説明書を参照できます。型番は屋外の貯湯ユニット本体に貼られた銘板シールに記載されています。シールが劣化して読めない場合は、パナソニックのサポートセンターに問い合わせると、型番を特定してもらえることがあります。

リモコンの表示部分にコードが出るタイプが主流で、機種によってはコードの表示と同時に警報音が鳴る設計になっています。コードの意味と推奨される対処方法は取扱説明書の「エラーコード表」欄に記載されています。

三菱電機

「SRT-」「SR-」等の型番で識別され、エラーコードは「E」+数字の形式で表示されることが多いです。三菱電機のWebサポートページでは、型番とエラーコードを組み合わせた検索フォームが用意されており、スマートフォンからでも確認しやすい設計になっています。

コードの表示とともに「ピピピ」という間欠音が鳴るモデルもあります。音が継続している場合は、まずリモコンの停止ボタンで運転を一時停止してから取扱説明書でそのコードの対処方法を確認してください。

ダイキン

「EQ-」「EQG-」等の型番が多く、コントローラー(リモコン)に「U」「F」「C」「H」などのアルファベットが頭に付くコードが表示されることがあります。ダイキン公式のサポートサイトには「よくある質問」から「エラーコードが出ている」というカテゴリが設けられており、コードの概要を確認できます。

台所リモコンと浴室リモコンが独立している機種では、どちらか一方のみにコードが表示される場合があります。どちらにも表示がないか確認してから対処方法を判断してください。

コロナ

「CHP-」等の型番が多く、エラーコードは「H」から始まるものが見られますが、同じアルファベットでも製造年・型番世代によって意味が異なることがあります。コロナは製品型番に対応した取扱説明書をPDFで公式サイトに公開しており、巻末の「エラーコード一覧」に対処方法が掲載されています。

コロナの場合、電話サポートでも対応しており、エラーコードと型番を伝えると概ね案内してもらえます。型番が判明しない場合も、設置時期の情報から絞り込んでもらえることがあります。

日立

「BHP-」「HHP-」等の型番で識別されることが多く(「ナイアガラ」シリーズ等)、エラーコードは「E」や数字で表示されるケースがあります。日立グローバルライフソリューションズの公式サポートサイトには「エラーコード・故障かな?と思ったら」というページがあり、型番別に確認できる設計になっています。

型番を確認する場所

型番・製造年・製造番号は屋外の貯湯ユニット(背の高いタンク)の側面または背面の銘板シールに記載されています。高所・狭所にある場合は無理に確認しようとせず、設置時の書類(保証書・施工報告書)に型番が記録されていることもあります。シールも書類も見当たらない場合はメーカーのサポートに問い合わせてください。

エラーコードの主な分類と症状のサイン

機種やメーカーを問わず、エラーコードはおおむね以下の系統に分類されます。ここではあくまで一般的な傾向として参考にしてください。お使いの機種の正確な意味は、必ず取扱説明書またはメーカー公式サイトで確認してください。

温度センサー系 貯湯タンクやヒートポンプユニット内部の温度検知に関わるエラーです。センサーの劣化・断線のほか、湯温が設定範囲を大きく超えた場合にも発生することがあります。お湯がほぼ出ない状態になることが多く、センサーの単独交換で解消するケースもありますが、同じコードが繰り返し出る場合はユニット全体の点検が必要になることがあります。

水圧・流量系 給水または給湯側で圧力や流量が基準値を外れた場合に表示されます。断水・水道工事の後に発生しやすく、水道が正常に復旧すると自己復帰することもあります。ただし、配管内の詰まりや逆止弁の故障が原因の場合は自己復帰しません。

ヒートポンプユニット系 圧縮機・ファンモーター・冷媒回路に関わるエラーです。機器の核心部に近いため自己復帰しにくく、専門的な修理や部品交換が必要なことが多いカテゴリです。このカテゴリのエラーが出た場合、再起動を繰り返しても根本的な解決にはならないことが多いため、早めに業者に診てもらう判断が得策です。

通信系エラー リモコンと本体ユニット間の通信が途絶した場合に表示されます。接続ケーブルの劣化・緩みが原因のことがありますが、配線への接触は漏電リスクを伴うため、確認作業も業者に委ねることが基本です。

凍結保護系 外気温が低下した際に配管の凍結を防ぐ保護制御が作動したときに表示されます。気温上昇とともに自然に解除されるケースが多いですが、配管が実際に凍結・破裂している場合は止水栓を閉めてすぐに業者に連絡してください。

自分でできる応急処置とやってはいけないこと

安全に取れる応急処置
  • リモコンの運転スイッチを切り、2〜3分後に再起動する
  • 配管や接続部から水が噴き出している場合は止水栓を閉める
  • 屋外ユニット周囲に積雪・落ち葉・異物が堆積している場合は取り除いて通気を確保する
  • 取扱説明書に「このコードは自分でリセットして構わない」と明記されているか確認してから操作する
  • 焦げ臭・煙が確認された場合は機器から離れてブレーカーを切り、業者または消防に連絡する
注意点・やってはいけないこと
  • ヒートポンプユニット内部(圧縮機・電気基板・冷媒配管)の分解・修理は有資格者が行う作業であり、一般の方には対応できない
  • 電気配線(アース線・動力線)の修理・改造は電気工事士が行う法令上の必要がある作業のため、DIYは禁止
  • ネット上で見つけたリセット操作がお使いの機種に対応しているとは限らないため、取扱説明書に記載のない操作は行わない
  • 応急処置後に一時的に使えても、エラーの根本原因が残っていれば再発・悪化することがある

正直なところ、給湯ヒートポンプ機器の内部はヒートポンプ技術・電気・配管の三者が複合しており、専門知識のない状態での分解は二次被害を招くリスクが高いです。応急処置は「被害を広げない」ことに徹し、原因の特定と修理は資格を持つ業者に委ねることが基本です。

エラーの緊急度を判断する基準

すべてのエラーコードが「すぐに業者を呼ぶべき緊急事態」ではありません。一方で、放置すると危険な状況もあります。優先度の目安は次のとおりです。

緊急度:高(すぐに業者へ連絡)

  • 水漏れが止まらない・大量の水が流れ出している
  • 焦げ臭・煙・異常な熱を感知した
  • コードの意味が取扱説明書で確認できず、お湯も使えない

緊急度:中(当日中または翌日に相談)

  • 再起動してもエラーコードが消えない
  • お湯が出ない状態が継続している
  • ヒートポンプユニット系のコードが表示されている

緊急度:低(様子見→数日以内に確認)

  • 1回の再起動でコードが消え、その後お湯が普通に使えている
  • 凍結保護のコードが気温の低下後に表示され、翌朝には消えた
繰り返し出るエラーは放置しない

一度消えても数日〜数週間以内に同じコードが再表示される場合、部品の劣化が進行しているサインである可能性があります。放置すると修理可能な段階を過ぎてしまい、本体交換が唯一の選択肢になるケースがあります。早めの点検依頼が結果的にコスト抑制につながることが多いです。

修理費用の目安と修理か交換かの分かれ目

エラーの種類と使用年数によって、修理費用と判断の方向性が変わります。以下の費用はあくまで目安であり、機種・症状・施工条件・業者によって実際の金額は異なります。

修理で対応できるケースと費用目安

不具合の内容費用の目安(部品代+工賃)
温度センサー・フロートスイッチ交換2万円〜5万円程度
リモコン・制御基板交換3万円〜8万円程度
電磁弁・ポンプ交換2万円〜6万円程度
パッキン交換等の軽微な水漏れ対応1万円〜3万円程度

本体交換の検討が必要になるケース

設置から10年以上が経過しメーカーの補修用部品供給期間が終了している、ヒートポンプユニットの圧縮機が故障しており修理費が本体価格の50〜60%を超える、貯湯タンクの腐食・孔開きが広範囲に及んでいる、といった場合は修理ではなく交換の見積もりを取ることが現実的な選択になります。

本体交換費用(機器代+撤去・設置工事費)は機種・容量によって異なりますが、40万円〜80万円程度が参考幅です。2026年8月時点では、省エネ機器への交換に国・自治体の補助金が活用できるケースがあるため、業者への相談時に居住地域の補助金制度についても確認することをおすすめします。

よくある質問

エラーが出ているのにお湯を使い続けてよいか?

コードの種類によります。凍結保護などの一時的な警告であれば給湯機能が継続しているケースがありますが、ヒートポンプやセンサー系のエラーが表示されている場合はお湯が出ない・湯温が安定しない状態になることが多いです。取扱説明書に「このコードが出ていても使用を継続してよい」と明記されていない限り、エラー状態での継続使用は避けることをおすすめします。

業者が来たときにエラーが消えていたら費用は発生するか?

業者が現地確認した時点でエラーコードが消えていても、診断費・出張費は発生することが一般的です。ただし、発生した日時・コード・症状・発生頻度を記録して伝えることで、業者が原因を絞り込みやすくなります。同じコードが複数回出ている場合は、その都度日時をメモしておくことが診断精度の向上につながります。

設置から1〜2年でエラーが頻発する場合は保証を使えるか?

多くのメーカーは本体に1〜2年の製品保証を設定しており、保証期間内であれば無償修理の対象になる場合があります。ただし、設置時の施工不良・誤使用・天災による損傷は対象外となることが多いため、保証書と設置状況を確認した上でメーカーまたは購入先に問い合わせてください。延長保証を付けていた場合は保証書に記載の窓口に連絡します。

冬季にエラーコードが出やすい理由は?

外気温が低下する冬季は、配管の凍結防止機能の作動やヒートポンプの効率変化によってコードが表示されやすくなります。凍結保護のコードは気温上昇とともに解除されるケースが多いですが、配管が実際に凍結・破損している場合は止水栓を閉めてすぐに業者を呼ぶ必要があります。外気温が−5℃を下回る地域では、設置業者に冬季向けの配管保温補強を事前に相談しておくことが有効です。

リモコンが2台ある場合、どちらを確認すればよいか?

台所リモコンと浴室リモコンの両方にコードが表示されるケースと、片方のみに出るケースがあります。コードが表示されているほうをメモしてください。コードが表示されていない側でも「エラー」表示やランプの点滅が出ることがあるため、両方を確認した上で対処方法を判断してください。

取扱説明書をなくした場合はどうすれば調べられるか?

屋外ユニット側面または背面の銘板に記載されている型番を確認し、各メーカー公式サイトの「取扱説明書ダウンロード」ページから型番検索することでPDF版を入手できます。型番が読み取れない場合は、設置時に渡された書類(施工報告書・保証書)に記録されていることがあります。いずれも見当たらない場合は、メーカーサポートに設置時期の情報を添えて問い合わせると対応してもらえることがあります。

まとめ

エラーコードへの対処は、3つの段階に分けると判断しやすくなります。

段階1:コードを記録し、メーカー公式情報で意味を確認する 非公式の情報はメーカー・機種のずれが生じやすいため、取扱説明書またはメーカーサポートサイトで型番を指定して確認することが出発点です。

段階2:自己対処は「被害を広げない」範囲のみ行う 電源オフ・再起動・止水栓を閉めることが安全に行える範囲です。電気配線・冷媒配管・圧縮機への接触は有資格者以外には認められていない作業であり、手を触れてはなりません。

段階3:繰り返すエラーは早期に業者に依頼する 一度消えても再発するエラーは、部品劣化の進行を示すサインである可能性があります。設置から10年前後であれば、修理見積もりと本体交換見積もりを並行して取り、トータルコストで判断することが得策です。

急なトラブルで業者を自力で探す余裕がない場合は、「お湯が出ない.com」のような受付型サービスを活用すると、地域の対応業者に比較的速やかにつながりやすいです。公式サイトの記載では全国対応を基本としており、問い合わせから業者紹介まで一括で対応できる仕組みが整えられているとのことです。現地診断の費用や出張費については、相談時に事前に確認してください。

住まいレスキュー比較 編集部
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