給湯器交換の費用相場【号数・タイプ別の目安と安く抑えるコツ】
目次
※本記事はアフィリエイト広告を含みます。 最終更新: 2026-08-07
- 給湯器交換の総費用は、ガス給湯器(追い炊きあり)なら本体+工事込みで13〜28万円程度が目安。エコジョーズは18〜35万円、エコキュートは23〜45万円以上になるケースがある
- 号数の選び方は「1〜2人世帯=16号、3〜4人=20号、5人以上=24号」が出発点
- 費用を抑えるには「複数社への相見積もり」「補助金の活用確認」「使わない機能のグレード見直し」が現実的な手段
- ガス接続・電気配線工事はDIY禁止。法令上、有資格者に依頼する必要がある
給湯器が突然動かなくなった局面で最初に直面するのは、費用の不透明感です。号数が変わるだけで本体代に数万円の差が出て、タイプ(ガス・電気・石油)を切り替えれば工事費を含めた総額は大きく動きます。業者によっても見積もり金額にばらつきがあり、何が相場なのかを判断しにくい分野です。
2026年8月時点では、人件費・部材費の上昇傾向が続いており、5年前の感覚で予算を組むと追加費用が想定外になるケースが増えています。号数・タイプ別の費用目安、追加費用の発生条件、相見積もりの取り方を以降で確認してください。
号数・タイプ別の費用相場早見表
自分のケースに近い費用感をつかむために、代表的な組み合わせの目安をまとめます。
ガス給湯器(給湯専用)
| 号数 | 本体代の目安 | 標準工事費の目安 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 16号 | 4〜8万円 | 2〜4万円 | 6〜12万円 |
| 20号 | 6〜10万円 | 2〜4万円 | 8〜14万円 |
| 24号 | 8〜14万円 | 2〜4万円 | 10〜18万円 |
ガス給湯器(追い炊き・ふろ給湯器)
| 号数 | 本体代の目安 | 標準工事費の目安 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 16号 | 10〜16万円 | 3〜5万円 | 13〜21万円 |
| 20号 | 13〜19万円 | 3〜5万円 | 16〜24万円 |
| 24号 | 15〜22万円 | 3〜6万円 | 18〜28万円 |
エコジョーズ(高効率ガス給湯器)
| 号数 | 本体代の目安 | 標準工事費の目安 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 20号 | 15〜22万円 | 3〜6万円 | 18〜28万円 |
| 24号 | 18〜28万円 | 4〜7万円 | 22〜35万円 |
エコキュート(電気ヒートポンプ式)
| タンク容量 | 本体代の目安 | 標準工事費の目安 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 370L(2〜4人向け) | 18〜28万円 | 5〜10万円 | 23〜38万円 |
| 460L(4〜6人向け) | 22〜35万円 | 5〜10万円 | 27〜45万円 |
石油給湯器(灯油式)
| タイプ | 本体代の目安 | 標準工事費の目安 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|
| 直圧式(標準型) | 10〜20万円 | 3〜6万円 | 13〜26万円 |
| 貯湯式 | 20〜35万円 | 5〜10万円 | 25〜45万円 |
各費用はあくまで参考目安です。給排気方式(屋外壁掛け・PS設置・屋内設置など)、配管の状態、設置場所のアクセス条件によって工事費は大きく変動します。「標準工事費」の定義は業者ごとに異なるため、見積もり書に記載された内訳項目を必ず確認してください。
号数の選び方と費用への影響
給湯器の「号数」は、水温を25℃上昇させながら1分間に供給できるお湯の量(リットル数)を表します。号数が大きいほど同時使用に対応できますが、本体価格も上がります。
- 16号:1〜2人世帯。シャワー1か所のみの使用で、浴槽に湯を張ることがほぼない場合
- 20号:2〜4人世帯。シャワーとキッチンを同時に使うことがある。浴槽への給湯も行う
- 24号:4〜5人以上の世帯。浴槽への湯張りとシャワーを同時に使うケースが多い
現在の機器と同じ号数に交換するのがもっともシンプルですが、家族構成が変わっている場合(子どもが独立した、同居が始まったなど)は号数を見直す機会にもなります。24号から20号への変更で本体代が2〜5万円程度抑えられるケースがある一方、20号から24号への増量では本体代の増加分に加えて、配管径の確認や取付金具の交換が生じる場合があります。
1〜2人世帯で24号機を使っている場合、20号または16号への変更で本体代を数万円単位で下げられることがあります。ただし将来的に同居人が増える予定があるなら、後から号数を上げると再度工事費がかかります。現状だけで即断せず、今後5〜10年のライフスタイルを見越して判断するのが賢明です。
タイプ別の特徴と費用の考え方
ガス給湯器(従来型)
都市ガスまたはLPガスを使うタイプで、日本の住宅でもっとも普及しています。同タイプ・同号数への交換は、既存配管の流用がしやすく工事がシンプルになりやすいため、費用を抑えやすい選択肢です。
機能面では「給湯専用」「オート(追い炊きあり・手動湯張り)」「フルオート(追い炊き・自動湯張り・保温・たし湯)」の3段階があり、グレードが上がると本体代が2〜5万円程度ずつ高くなる傾向があります。浴槽のお湯を自動保温・たし湯する機能を日常的に使わないのであれば、フルオートである必要はなく、オートタイプへ落とすだけで費用を抑えられます。
エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)
排熱として捨てていた熱(潜熱)を回収して利用することで、従来型よりも熱効率を高めた機種です。リンナイ・ノーリツ・パロマなど主要メーカーが対応機種を展開しており、公式サイトの記載では熱効率95%前後の機種が多くラインアップされています(従来型は熱効率80%前後が一般的)。
費用面での注意点は、潜熱回収で生じる酸性の凝縮水(ドレン水)を排出するための「ドレン配管」が必要になることです。既存の排水経路を流用できない場合、ドレン配管の新設工事として1〜3万円程度が追加になるケースがあります。集合住宅では管理規約や設置条件の制約から設置できない物件もあるため、マンションの場合は管理組合への確認も必要です。
- 熱効率が高く、長期的なガス使用量の削減が期待できる
- 国・自治体の補助金対象になるケースがある
- 従来型と設置形式が共通で、多くの場合そのまま交換できる
- 従来型ガス給湯器より本体代が2〜8万円程度高くなりやすい
- ドレン配管工事が別途必要になる場合がある(追加1〜3万円程度)
- 集合住宅では管理規約や配管経路の制約から設置できないケースがある
エコキュート(電気ヒートポンプ式)
大気中の熱をヒートポンプで集めてお湯を沸かす電気式給湯器で、ガスを使わないことが最大の特徴です。主に深夜電力を使って貯湯タンクにお湯を蓄えるため、オール電化プランの電力契約と組み合わせることで運転コストを抑えやすくなります。
正直なところ、ガス給湯器からの切り替えは初期費用の回収に8〜15年程度かかるケースが多く、導入前に慎重に試算する必要があります。一方、既存のエコキュートを同タイプに交換する場合は、基礎・電気配線・配管が流用できるため工事費を抑えやすく、判断の構図が変わります。パナソニック・三菱・ダイキンなど国内主要メーカーが多数の機種を展開しており、タンク容量(370L・460L・550Lなど)や機能によって本体価格に大きな幅があります。
石油給湯器(灯油式)
都市ガスが通っていない地域や、LPガスのランニングコストが高い場合に選択肢となります。灯油タンクと送油管の設置が必要なため、初めて導入する場合は設備費が追加になります。積雪地域では灯油タンクの架台工事や凍結防止工事が加わるケースもあります。機器の耐用年数は10〜15年程度が目安で、灯油価格の変動がランニングコストに直接影響する点を念頭に置いておく必要があります。
工事費の内訳と追加費用が生じやすい条件
給湯器の交換費用は「本体代」と「工事費」の合計ですが、見積もり書に記載されている「工事費」の中身は業者によって異なります。追加費用をめぐるトラブルを防ぐには、見積もり時点での内訳確認が基本です。
標準工事費に含まれることが多い作業
- 既存機器の取り外しと廃棄処分
- 新機器の取付・固定作業
- ガス配管・水道配管・電気配線の接続(有資格者による施工)
- 試運転・動作確認・リモコン操作の説明
追加費用が発生しやすい条件
- 既存配管に腐食・劣化が見つかり交換が必要になった場合(配管交換費:1〜5万円程度)
- リモコンの世代が合わず交換が必要な場合
- 設置場所の変更に伴う穴あけ・補強工事
- エコジョーズへの変更に伴うドレン配管の新設
- 廃棄物処理費が別途請求されるケース(特に大型機器)
- 現在の機器の情報(号数・タイプ・設置形式・メーカー名と型番)をスマートフォンで撮影しておく
- 設置場所(屋外・屋内・PS内など)と、ガス・電気・水道の配管の状態もあわせて写真に残す
- 最低2〜3社に同じ条件で見積もりを依頼し、本体代・工事費・処分費・リモコン代の内訳を項目別に比較する
- 見積もり書に「標準工事費の範囲の定義」と「追加費用が発生する場合の事前連絡の約束」が明記されているか確認する
- 工事後は業者と立ち会いで動作確認を行い、問題がないことを確認してから支払いをする
費用を抑えるための具体的な手段
複数社への相見積もり
同じ機種・同じ工事内容でも、業者によって本体の仕入れ価格と工事費の設定が異なります。2〜3社から見積もりをとるだけで数万円の差が出ることがある以上、相見積もりはもっとも費用削減効果の大きい手段です。
給湯器が完全に故障した状況でも、止水栓を閉めれば水漏れは防げます。1〜2日の猶予があれば複数社への問い合わせが可能です。「今日中に決めないと在庫がなくなる」といった急かし方をする業者には注意が必要で、そのような説明を受けた場合は一度立ち止まって状況を確認することを推奨します。
補助金・助成金の活用
省エネ性能の高い給湯器(エコジョーズ・エコキュート・ハイブリッド給湯器)への交換は、国や自治体の補助金対象になる場合があります。2026年8月時点で複数の補助金スキームが存在しますが、制度の対象機器・補助額・申請期限は年度ごとに変わります。最新情報は経済産業省や各自治体の公式ウェブサイトで確認してください。
補助金の多くは施工業者を経由した申請形式になっており、工事完了後に申請できない制度もあります。見積もり時に「この補助金制度に対応しているか」「事前申請が必要か」を業者に確認しておくと、手続きの漏れを防げます。
補助金は申請受付期間が定められており、工事前の事前登録が必要なケースもあります。工事が完了してから「補助金を申請したい」と思っても、タイミングや手続き上の要件から対象外になることがあります。業者選定と並行して補助金の要件を確認するのが現実的な手順です。
機能グレードの見直し
フルオートタイプと給湯専用タイプの本体代差は、同号数で5〜10万円程度になることがあります。追い炊き・自動湯張り・自動保温機能を日常的に使わないのであれば、給湯専用タイプまたはオートタイプへ変更することで費用を大きく抑えられます。現在の機器の機能を確認した上で、実際に使っている機能だけを引き継ぐ機種選びが費用の無駄を防ぐ判断基準になります。
交換時期の選択
給湯器の需要は冬季(11〜2月)に集中し、この時期は業者の繁忙により工事日程が組みにくくなることがあります。緊急性がなければ、比較的余裕のある春〜秋(3〜10月)に計画的に交換することで、日程の選択肢が広がります。ただし時期によって費用が必ず安くなるわけではなく、あくまで需給状況の傾向の話です。
業者を選ぶときの確認ポイント
給湯器の取り付け工事では、ガス配管への接続に液化石油ガス設備士などの資格が、電気配線工事には電気工事士の資格が法令上必要です。業者の公式サイトや見積もり時に資格の有無を確認するのが基本の判断材料になります。
ガス機器の接続・調整や電気温水器の電気配線は、資格を持たない者が行うことは法令で禁止されています。不完全な施工はガス漏れ・火災・感電のリスクを伴います。緊急時に自分でできる対処は「ガス栓・止水栓を閉める」「運転スイッチを切る」「換気する」程度にとどめ、機器の取り外し・接続・修理はすべて有資格者に依頼してください。
業者を比較する際に公式サイトから確認できる主な項目は、「対応できる機器のメーカー・タイプの範囲」「工事保証の期間と内容」「見積もり後のキャンセル可否」「不具合発生時の対応窓口の明確さ」です。
当サイトが紹介しているサービスの中では、「お湯が出ない.com」が給湯器のトラブル全般に対応する相談・見積もり受付を全国向けにオンラインで行っている旨を公式サイトに掲載しています。また、「きゅっと」も給湯器・水まわり工事のネット受付に対応しているサービスです。対応エリア・対応機種については、各サービスの公式サイトで最新情報を確認した上でご利用ください。
よくある質問
Q. 給湯器の寿命はどのくらいですか?
A. 主要メーカーが設定する標準使用期間は10〜15年程度です。ただし使用頻度・設置環境・メンテナンス状況によって大きく変わります。10年を超えた機器は補修部品の供給が終了しているケースもあり、故障時に修理対応が難しくなることがあります。修理費用と交換費用の比較は、業者に修理の見積もりをとった上で判断するのが現実的です。なお、お使いの機種の詳細な仕様や部品供給状況は、取扱説明書またはメーカー公式サイトで確認してください。
Q. 同じ号数でも業者によって見積もりに大きな差があります。どう判断すればよいですか?
A. 差の原因として多いのは、本体のグレード・機種の違い(同じ号数でも機種が異なる)、工事費内訳の範囲の違い(処分費・リモコン代・保証費が含まれているかどうか)、業者ごとの仕入れルートと利益率の設定の違いです。見積もり書の「機種名・型番」「工事内訳の項目」「保証内容」を揃えて比較すると、差の理由が明確になります。
Q. エコジョーズに交換すれば光熱費は安くなりますか?
A. 熱効率の高い機器への交換でガス使用量が減る効果は期待できますが、ガス料金の変動・使用量の変化・機器の設定によっても結果は変わるため、削減額を事前に保証することはできません。補助金を活用しても初期投資の回収に一定の年数がかかるため、省エネ性だけでなく機器の耐用年数とライフスタイルとの兼ね合いで判断することが現実的です。
Q. マンションでも給湯器を自由に交換できますか?
A. 基本的には可能ですが、管理規約によっては施工業者の指定や届け出が必要な場合があります。共用部の配管工事が絡む場合は管理組合の承認が必要になることもあります。交換前に管理規約を確認し、必要であれば管理組合・管理会社へ事前に連絡してください。エコジョーズのドレン配管については、設置可能かどうかを施工業者に現地で確認してもらうのが確実です。
Q. 工事にかかる時間はどのくらいですか?
A. 同タイプ・同設置形式への交換であれば、工事自体は半日〜1日程度で完了するケースが多いです。ただし機器の取り寄せに数日〜1週間以上かかる場合があり、特定機種への指定や特殊な設置条件では工期が延びることもあります。工事当日の所要時間と開始時刻は業者に事前に確認しておくと、スケジュールを組みやすくなります。
Q. 見積もりに「追加費用が発生する場合あり」と書いてありますが、いくらになるか分かりますか?
A. 既存配管の腐食・劣化、設置形式の変更、ドレン配管の新設などは現地で初めて判明するケースが多く、見積もり段階で確定額を出しにくい項目です。ただし「追加費用が発生した場合は工事前に連絡・確認してほしい」と明示的に依頼しておけば、事後的な金額トラブルを防ぐことができます。追加費用の発生条件と目安金額を見積もり時に聞いておくことも有効な手段です。
まとめ
給湯器の交換費用は、号数(16〜24号)とタイプ(従来型ガス・エコジョーズ・エコキュート・石油)によって6万円台から45万円超まで幅があります。同じ号数でも「追い炊きなし」と「フルオート」では本体代だけで5〜10万円の差が生まれ、タイプを切り替えれば工事費の構造ごと変わります。
費用削減の手段として優先度が高いのは相見積もりの取得です。同じ機種・工事内容でも数万円規模の差が出ることがあり、時間的な余裕があれば必ず複数社に依頼してください。次いで、補助金対象機器かどうかの確認と機能グレードの選定が続きますが、補助金は工事前に要件を確認しておかないと完了後に申請できないケースがある点で、業者選定と並行して動くのが現実的な手順です。
見積もり書を受け取ったら「本体代・工事費・処分費・リモコン代の内訳が明記されているか」「追加費用発生時の事前連絡が約束されているか」を確認することで、工事後のトラブルを大幅に減らせます。お使いの機種の仕様や正確な設置条件は取扱説明書またはメーカー公式サイトで確認した上で、業者に現地確認を依頼するのが信頼できる判断の出発点になります。
編集部おすすめの業者・サービス
公開情報をもとに編集部が評価した、住まいトラブル対応業者と光熱費見直しサービスです。 料金はあくまで目安です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
こんな人に給湯器の故障・お湯が出ないトラブルで今すぐ見積もりが欲しい人
給湯器の修理・交換専門サービス。見積もりは無料です。
お湯が出ない.comで無料見積もり →※料金・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
こんな人にエコキュートの故障で最短即日の修理対応を探している人
最短即日対応のエコキュート修理・交換サービス。見積もりは無料です。
きゅっとで無料見積もり →※料金・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
こんな人に水漏れ・つまりの修理でどこに頼めばいいか迷っている人
水道トラブルの相談・見積もりができる相談窓口です。
街角水道工事相談所で無料相談 →※料金・サービス内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。